(一社)長野県保育連盟は、前身の「長野県保育園連盟(昭和27年5月31日設立、任意団体)」から、平成28年4月1日に「法人成り」という手法により一般社団法人化いたしました。いわば将棋の駒が「成る」ように、組織自体を解散することなく継続させたまま、看板を架け替えて一般社団法人として新たなスタートを切りました。連盟の名称から「園」を取りましたのは、認定こども園に移行する保育園も多くなり、また新たに小規模保育事業も会員として迎え入れることができるようにしたためです。これまで以上に皆様の期待に応えられる子育ての専門職集団となるよう、日々研鑚に励んでまいりますので、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
さて、「子ども・子育て支援新制度」が本格実施されて1年が経過しました。しかしながら待機児童の問題や保育士の処遇改善、人材不足による保育士確保の問題など様々な問題や課題は全国的にも山積状態です。さらに、新制度を担保するための財源確保についても、消費税の増税が先送りされたために、明確な財源確保策が示されない状態となっております。
一方で「社会福祉法等の一部を改正する法律」が施行されたことにより、私立の保育園、認定こども園を運営する多くの小規模法人については、評議員の設置義務化や地域における公益的な取組みの実施などに向けて早急に対応していく必要があります。
このように保育を取り巻く社会情勢はなかなか厳しいものとなっておりますが保育の現場においては、保育の質をいかに担保していくのかということが極めて大切であります。
子どもたちの環境を整えるのが保育士、保育教諭であり保育園、認定こども園であります。
その保育士、保育教諭、保育園、認定こども園の環境を整えていくのは、市町村であり、設置法人であり、そして我々長野県保育連盟であると考えております。
各々の施設の保育の質がますます高まり、それが全県に広がって長野県ではこんなに素晴らしい保育をしているんだということが実現できるように、関係者一同が連携を深めながらさらなる努力をしていきましょう。
その一助となるよう、私たちはこのホームページを今後さらに充実させまして、皆様が必要とされる保育園等の情報、子育てに関する情報を中心に多様な情報発信に努めてまいりますので、様々な機会にこのホームページをご活用くださるようお願い申し上げます。
一般社団法人長野県保育連盟
会 長 海野 暁光
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